中医学の雑学つぶやき
フーフーです。
中医学面白いですね。
全て完成しているというか。
中国医学は勉強すればするほど面白いです。
陰陽学説が基本なんですが、この陰陽学説常に陰陽でバランスをとろうとする働きがあります。自然の法則みたいなもんです。
逆に言うと自然に昔からある物は、絶対に陰陽のバランスがとれているということです。
例えばミカン。果肉は津液を集め停滞させ、潤いを作ります。
逆の効能はミカンの皮。気血津液を流します。
松の木もそうですよね。樹液は停滞させ、葉は流します。
だから丸ごと食べると、陰陽どっちもとれて自然にバランスとれます。
しかし、炒めたり乾燥させたり、ちょっと技を加えると陰陽バランスを崩壊させ、陰なり陽なりを際立たせることが出来ます。
柿なんかそうです。自然の柿は津液を補う働きがありますが、干し柿になると体の津液を活用して血を生み出す働きを行います。
こうやって食べ物を薬として変化させたりするんです。
自然の恵みとそれを活用した知恵。すごいですね。
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